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「営業」と呼ばない「営業チーム」のマネージャーが考える、リーダーの役割とは?【Peaps Interview - Peatixをつくる仲間たち #9】

こんにちは!ピーティックス ( Peatix ) 広報です。

ピーティックスは、設立12周年を迎えました。

12年の間に素晴らしいスタッフがたくさん集まったピーティックス。今までなかなかお伝えできていなかった、ピーティックスをつくるスタッフの素顔をお伝えしていきたいと思い、社員インタビューを投稿します!(私たちは、社員のことを「Peaps」と呼んでいます。)

第9回目は、セールスチームのマネージャー・吉田 健史さん。マネージャーとしての考え方や社員の魅力についてお聞きしました。ぜひ最後までお楽しみください!

Peatix VP of Solution Partner & BizDev 吉田 健史 (Takeshi Yoshida)
アマゾンジャパン株式会社(現 アマゾンジャパン合同会社)にてプロダクトマネージャー、マーケットプレイスプラットホームの立ち上げ、カスタマーサービスなどの様々な部署を歴任し、セキュリティソフト会社のTrendMicroではマーケティングのグローバルVP等を務めたのち、再度アマゾンに戻り輸送部門の部長に就任。2021年10月にPeatix Japan株式会社入社。セールスチームの統括。

渋谷H1O(旧)オフィスで、メンバーと1on1。

ーー現在、どんなお仕事をしていますか?

いわゆる「セールスチーム」をマネジメントしています。チームの正式名称は、2022年1月から「Solution Partnership & Business Development」となりました。単に「営業」「セールス」というと、モノをゴリゴリ売っていくというイメージがありますが、そうではなくて「適切なソリューションを適切な人に提供する」というニュアンスを含めるためにこの名前にしています。具体的には、イベント主催者の一番の困りごとである「集客」の手助けをすることがメインです。

実は「営業」と呼ばないということはチームメンバーのモチベーションとも関連性があります。必要のない人にモノやサービスを押し付けることはストレスになりかねないけれど、自分の提案に相手が喜んでくれている状態はすごくモチベーションが上がりますし、お客様とも良い関係が築けるんですよね。

ーーこれまでAmazonやTrendMicro等、様々な企業で働かれていた健史さん。転職の際の判断基準は?

今まで様々な会社で働いてきましたが、その会社で「自分が貢献できることがあるかどうか」が、転職を決断する基準ですね。例えば、ある程度の規模まで会社が成長したAmazonと、今まさに成長過程にあるPeatixでは、自分が価値貢献できる部分が違うと思います。

また、Peatixへの転職に関しては「この人たちと仕事をしたら自分は笑っていられるだろうな」と思ったのも理由の一つですね。今まで色々な仕事をしてきましたが、どの仕事をしたとしても本質はそんなに変わらないと感じています。専門ではない分野でも、挑戦してみれば大体のことはできるんですよね。ハードスキルは後からついてくるので、どんな人と仕事するかの方が大事だと思っています。

ーーPeatixに入社した理由を教えてください。

主に3つあります。

Amazon時代からずっとつながりがあり、気心の知れた人たちが困っているのであれば手伝いたい、というのがまず1つ。

また、Peatixのシニアマネジメントチームにはとても優秀な人が集まっていますが、まだ組織としては補完できる領域があるのではないかと感じていました。そこに対して力を貸せると思ったのが2つ目の理由です。

3つ目は、イベント・コミュニティを中心とした会社でありながら、コロナ禍に対応して生き残る柔軟性を持っていたこと。その柔軟さを持って、さらに大きいことに挑戦しようと考えていることにワクワクして、貢献したいと思いました。

ーー今のお仕事のやりがいは?

チームメンバーが成長したり、嬉しそうにしている姿を見ることがやりがいですね。

マネジメントのあり方には色々な形があると思います。以前は先頭に立って引っ張っていくのが良いリーダーだと思っていましたが、今はどちらかというとサーバントリーダーシップ(「奉仕型リーダーシップ」「支援型リーダーシップ」)の考え方を大切にしています。

Peatixには「会社を良くしたい」という気持ちが強い人が多いんです。そういったマインドセットを持っている人たちの集合体なので、メンバーがもっと活躍できるように補助するだけで、会社は勝手に良くなっていくんですよね。彼らが自由に仕事をするために、舞台装置や小道具を揃えるのが僕の仕事だと思っています。例えて言うならAKBにおいての秋元康になるのではなく、そのステージを支える大道具さん、小道具さんといった位置付けでしょうか。

ーー今のお仕事の大変なところは?

今はそこまで大変なことはないですね。ベンチャー企業で成長してきたメンバーが多いので、Peatixの中で自分なりのやり方を見つけて、ワークフローを作っていけるんです。

ただ、今までの経験から「こうした方がもっと上手くいきそう」というアドバイスはできるので、良いところは伸ばしつつ更なる成長をサポートしています。

ーーPeatixの魅力は?

端的にいうと「人」だと思います。Peatixには嫌な人がいないんですよね、びっくりするくらい。人間には色んな面があるじゃないですか。僕も100%良い人な訳ではなく、嫌な面もありますが、Peatixにいるとそういった面が表に出ないんですよね。

企業のように人が集まるところでは、悪口などマイナスな言葉が出てきがちですが、Peatixにはそれをしない・させないという空気感があります。そういった点が魅力だと思っています。

ーーチーム作りで意識していることは?

「常に笑っていられる環境」を意識しています。笑っていると気持ちが晴れてくるし、対外的に接するチームのメンバーが暗い顔をしていると、会社全体が暗くなってしまう可能性がありますよね。

また、人間は合理的に動くわけではないので、「どういう心持ちでお客様と話をするか」ということが大事だと思っています。なので、常に笑っていられる状態、自分の仕事にプライドを持てる状態でいられることを一番に心掛けています。

具体的な取り組みでいうと、ミーティングの最初に「Good&New」というテーマで自分の身の回りの良い出来事をシェアしてもらっています。そうすると、話すことへのバリアが外れるんですよね。ミーティングが始まってすぐに「数字はどうなりましたか?」という話はしないようにしています。そもそも数字は目指すターゲットの指標でしかないので、無理に押し売りしてまで達成して欲しいわけではないんです。

ーー今後、チャレンジしたいことは?

これは僕が一人でできる話ではないのですが、組織の成長過程でやらなければいけないことはマネジメントチームのマインドセットの変革だと思います。

マネジメントチームの人達はプレイヤーとして優秀でありかつとても優しい人達なので、先を予想して部下に手を差し伸べてしまうことがあるんですよね。ですが、自分で失敗をすることが成長に繋がるので、メンバーそれぞれが自分で判断して実行する、というように変えていかなければいけないと考えています。ミドルマネージャーがメンバーの判断をどう促していくのかを、より高い視座で考えることが次のチャレンジですね。僕はそのようなフレームワークを作ることに貢献できたらいいなと思っています。

ーープライベートの過ごし方を教えてください。

お酒を飲んでいます。あとはNetflixを観たり、AmazonPrimeを観たりかな。

以前は週末にテニスをしていました。娘が中学の時にテニス部に入ったので、一緒にできるスポーツがあれば良いなって思って10年くらい続けていたんですけど、肘を痛めて辞めてしまいました。去年は転職の際に1ヶ月間休みがあったので、真剣にゴルフを始めてみました。1ヶ月練習したらそれなりに上手くなったんですけど、指が曲がらなくなっちゃって。なので、しばらく封印していましたが、また最近ゆるーく再開し始めました。(笑)

ライブハウスにて、和田アキ子さんの「古い日記」を熱唱中🎤

Peatixは「出会いと体験を広げる」をミッションとして、有志のイベントから大型フェスまで様々なシーンで活用できる、イベント・コミュニティ管理サービスです。東京、ニューヨーク、シンガポール、マレーシアに拠点があり、国籍多様・少数精鋭のチームで活動しています。様々なバックグラウンドを持つメンバーが活躍できる環境に興味がある方は、ぜひご連絡ください!


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