故郷インドを離れた今、日本で彼女を支えるコミュニティ。
※この記事は2023年の国際女性デーに掲載したものです
3月8日は、女性をエンパワーし、ジェンダー平等な社会を目指す「国際女性デー」です。
ピーティックス ( Peatix ) では、性別や年齢、国籍にかかわらず、社員一人ひとりが自分らしく活躍できる環境づくりに取り組み、女性の活躍を応援しています。
今年の国際女性デーのテーマは「EmbraceEquity」(公平を受け入れる)。
このテーマに沿って、5人のピーティックス女性メンバーにスポットライトを当てたインタビュー「Embracing Equity in Communities」を実施しました。
彼女たちに力を与えているコミュニティとそのコミュニティが女性を迎え入れるために行っている取り組みをご紹介します。
今回ご紹介するのは、ピーティックスでQuality Assurance Specialistとして活躍するMonika Srivastavaさん。
3年前から日本に暮らすインド出身の彼女が携わっているコミュニティとは?慣れない日本で生活を始めた彼女を支えるコミュニティについて語ってもらいました。
ーー現在、どのようなコミュニティに所属していますか?
私は日本で多くのコミュニティに参加していますが、今回は「Connect India and Japan」と「Indian Women in Tokyo」というコミュニティをご紹介します。「Connect India and Japan」は、日本に住むインド出身のコミュニティメンバーをビザの取得や就職支援、日本語学習、食事、観光など、さまざまな分野でサポートするオンラインコミュニティです。
「Indian Women in Tokyo」は、インド出身の女性たちがつながり、協力し合い、アイデアや関心を共有することで、日本での暮らしをサポートするコミュニティです。
オンラインコミュニティでありながら、オフラインのイベントも開催しているので、お互いに会う機会もあります。
ーーあなたがコミュニティの中で行っている活動で、最も楽しいと思うことは何ですか?
Indian Women in Tokyoの活動で最も楽しいと感じているのは、DiwaliやHoliのようなインドの伝統的なお祝い行事です。私たちは故郷を離れているため、これらのお祝い事の時期には特に故郷が恋しくなります。
このコミュニティでは、同郷の女性が中心となって、たくさんのイベントや食事などのお祝い行事を企画するので、日本でもこのお祝いを楽しむことができています。
ーーあなたのコミュニティでは、女性の意見が尊重されたり、活動における公平性を保つために、どのような工夫がなされていますか?
私は、女性にとっての公平性は、経済的な自立と自信から始まると思っています。Indian Women in Tokyoでは、インドでスキルや経験を積んだ女性たちが日本でも経済的に自立できるように、共通のネットワークを介して就職のサポートをしています。
ーーそのコミュニティは、あなたをどのようにエンパワーメントしてくれていますか(自信ややりがいを与えてくれていますか)?
失敗は成功への第一歩だと教えてくれる女性たちに出会えたことが、私の支えになっていると思います。彼女たちは失敗を恐れておらず、その姿を見て、私もより良い自分になりたいとインスピレーションを受けています。
ーーコミュニティにより良い形で女性を迎え入れるために、グループやコミュニティができることは何でしょうか?
コミュニティやグループは、女性にもっと意思決定の機会やリーダーシップの役割を与えるべきだと思います。なぜなら、これらの役割には女性が持っているスキルが必要であり、女性はインクルーシブな社会づくりに大きく貢献できると考えるからです。
最後に、ミシェル・オバマさんの言葉をご紹介します。
「There is no limit to what we as a woman can accomplish(私たちが、女性として成し遂げられることに限界はありません)」
ーーMonikaさん、ありがとうございました!
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