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恩恵を次の世代に還元する、マレーシアのテック系コミュニティとは。

※この記事は2023年の国際女性デーに掲載したものです

3月8日は、女性をエンパワーし、ジェンダー平等な社会を目指す「国際女性デー」です。

ピーティックス ( Peatix ) では、性別や年齢、国籍にかかわらず、社員一人ひとりが自分らしく活躍できる環境づくりに取り組み、女性の活躍を応援しています。

今年の国際女性デーのテーマは「EmbraceEquity」(公平を受け入れる)。

このテーマに沿って、5人のピーティックス女性メンバーにスポットライトを当てたインタビュー「Embracing Equity in Communities」を実施しました。

彼女たちに力を与えているコミュニティとそのコミュニティが女性を迎え入れるために行っている取り組みをご紹介します。

今回ご紹介するのは、ピーティックスでProduct Managerとして活躍するYi Lin Koayさん。

マレーシアのテックスタートアップのコミュニティが人生を豊かにしてくれたと話す彼女。そのコミュニティでの活動について語ってもらいました。


ーー現在、どのようなコミュニティに所属していますか?

今回は、マレーシアのテックスタートアップのコミュニティについてご紹介したいと思います。


ーーあなたがコミュニティの中で行っている活動で、最も楽しいと思うことは何ですか?

私が一番楽しんでいる活動は、ハッカソンやStartup Weekendsに参加することです。ハッカソンやStartup Weekendsは、コミュニティメンバーが集まって社会課題について考え、解決策を見出す場です。社会課題を解決するために行動できるだけでなく、新しい人との出会いや学びもあるので楽しいです。



ーーあなたのコミュニティでは、女性の意見が尊重されたり、活動における公平性を保つために、どのような工夫がなされていますか?

テックスタートアップのコミュニティには、「Woman Who Code」や「Women Techmakers」など、女性にフォーカスしたコミュニティもあります。これらのコミュニティは、女性をエンパワーし、テック業界でのキャリアや起業で成功するためにお互いをサポートすることを目的としています。具体的には、勉強会やメンターシップ、奨学金、テック系カンファレンスへの割引チケットなどのサポートを提供しています。このコミュニティから恩恵を受けたメンバーが、次の世代に投資し、還元しているのを見ると、とても勇気づけられます。

私は、コーディングやデザイン、Cod3sign、Made To Code、DigiGirlzなど、テック業界の仕組みに興味を持つ小さな女の子向けのブートキャンプを、コミュニティのメンバーと共同開催しています。次世代を担う女の子たちが、テクノロジー分野で成果を上げられる十分な能力を身につけることで、将来テック業界に良い影響を与えてくれると考えています。


ーーそのコミュニティは、あなたをどのようにエンパワーメントしてくれていますか(自信ややりがいを与えてくれていますか)?

テックスタートアップのコミュニティに参加するということは、常に新しい革新的なアイデアやプロジェクトを考え、開発、実行する人たちに囲まれるということです。このような機会やコミュニティメンバーとのつながりは、モチベーションも高まりますし、私にとって良い刺激になっています。



ーーコミュニティにより良い形で女性を迎え入れるために、グループやコミュニティができることは何でしょうか?

すでに女性が中心となっているコミュニティは、女性が安心して、自分の経験や課題を共有し、有意義な会話ができるような空間を作り、守り続けることが大切だと思います。さらに、女性中心のコミュニティだけでなく、他の団体やコミュニティとも協力し合うことで、活動範囲が広がり、より大きな取り組みに女性の参加を促すことができるようになると思います。

ーーYi-Linさん、ありがとうございました!


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